● ヒアルロン酸の形
通常存在している形は、白色の無定型ですが、体内の組織において存在する形は、「まり状」の形態をとっています。
またヒアルロン酸だけを取り出した精製されたヒアルロン酸は白色の粉末の形状で、水には溶けて、アルコールには溶けない性質です。
水に溶けるとしなやかな粘りを出して、結合組織ないではゼリー状になっています。
● 保水力
ウプサラ大学のローレント教授の研究によると、ヒアルロン酸は、
1グラムあたり6リットルの水を保持することができるとされています。
小さじ1杯の食塩が約5gですから、大まかな量でいくとヒアルロン酸小さじ一杯で、30リットルつまり皆さんがよく利用している大きな1.5リットルのペットボトル20本の水を蓄えることができます。
● 粘弾性物質
ヒアルロン酸を水に溶かすと、しなやかな粘りをだし、無色透明でにおいはありません。また非常に高い粘性と弾性が特徴です。
同時に濃度やその分子量の大きさによって状態も若干異なり、
そのため体の存在する場所によってヒアルロン酸の状態が違うことが分かっています。