● 名前の由来
ヒアルロン酸は、1934年全く他の研究をしている過程で、米国コロンビア大学教授のマイヤーとパルマーによって発見されました。
そのとき、牛の眼球のガラス体に含まれていたことより、ガラス体を意味する言葉「ヒアロイド」とこの物質がウロン酸という物質を多く含むことより、「ヒアロイド」+「ウロン酸」で、「ヒアルロン酸」と命名されました。
その後、国際命名法により、「ヒアルロナン」という名称も使われていますが、皆さんが知っている化粧品等で多く用いられているのは「ヒアルロン酸」のほうです。
● 競争馬もヒアルロン酸?
なんと競馬で走っているお馬さんにもヒアルロン酸が投与されているのです。なぜ?って、それは競馬では、足の関節等に体重がもろにかかり、屈曲、伸展の激しい連続運動が強いられるため、十分な量のヒアルロン酸が潤滑およびクッションの役目として関節液に保たれる必要があるからなんです。
関節を酷使するようなお相撲さんも、ヒアルロン酸をひざに注射しながら頑張っている方もいらっしゃるようですよ。
● 体の場所によってヒアルロン酸が違う?
● 人間に必要なヒアルロン酸は?
ヒアルロン酸は、さきほど1gで6リトルの保水性があることをご説明しましたが、例えば、体重60キログラムの人は、全体重が水としてもたった10グラムのヒアルロン酸があれば、保水することができるわけですから、十分若さの表現である容姿や形態を保つことができるわけです
まあ、実際体重の全部が水分ということはありませんので、
もっと少ない量のヒアルロン酸が存在するだけで十分なはずです。